書道を源とした新ジャンルアート|癒楽道(ゆらくどう) 癒楽道(ゆらくどう)では、書道を源とした新ジャンルのアート「癒楽道アート」として作品を作り、販売しています。独自の作品による幅広い感情の表現だからこそ、作品によって、見る人によって感じ方は異なります。あなたにしか感じられない何かがあれば、それはきっとあなたに必要なアートになるはずです。前を目指す方におすすめしたいアートです。

認知症の親の介護

 

認知症の親の介護 この先・・・

 

認知症を患っている親や身内を抱えていらっしゃる方。

 

自宅でずっと寄り添いますか?

 

それとも

 

施設入所を考えますか?

 

 

施設入居だとしたら、どのタイミングがいいんだろう?

 

 

そもそも、どうすればいいの?

 

 

悩みますよね。

私もそうでした。

 

 

介護福祉士であり、

特別養護老人ホームや認知症に特化した施設に勤務経験もある私が、

自分の母親を施設入居に導いた経験も踏まえてお話します。

 

 

結論から言うと、

 

施設入所をお勧めします。

 

 

時期は、早めの準備です。

 

・認知症は、脳にダメージをうけてしまう病気です。

 

・近い将来には、プロが常駐する施設への入居を検討することを、視野に入れる。

 

・在宅で見る間も、様々なサポートを利用し、外部の力を得ることに慣れましょう。

 

 

 

 

認知症を知る~脳にダメージを受けるので、完治は望めない~

 

認知症といっても、大きく分けて6~8種類に分類され

原因や症状、進行にも個人差があります。

 

 

ちまたで、よく耳にする言葉で

 

「最近、物忘れがひどくて……。」

 

「あら、何を買うんだったかしら?」

 

「あの、お店の名前。なんていったかしら?」

 

これは、単なる物忘れです。

 

 

 

ですが

 

「なんでここにいるのかしら?」

 

「あの店?何のこと?」

 

認知症を疑われる物忘れは、

できごと自体を忘れてしまいます

 

約束したことも忘れて、というか記憶に残っていません。

 

 

それが進むと、

 

・慣れた道でも迷子になってしまったり

 

・使い慣れた家電製品の使い方がわからなくなったり

 

・怖いのが鍋に火をかけっぱなしにして忘れてしまったり。

 

 

理解力や判断力もなくなっていきます。

 

怒りっぽくなったり、

自堕落になったり、

人を疑ったり、

億劫がったり。

目に見えないものが見えたり、聞こえたりする方もいます。

 

脳の中のどの部分にダメージを受けているかで、症状は変わります。

 

そう。脳にダメージを受けているんです。

 

その方の人格や行動を作っていた部分が壊れてしまうので、

別人のようになってしまいます。

 

まず、そこをわかってあげてください。

 

 

壊れてしまったんだから、できないんです。

 

 

残酷なのは、

その変わっていく自分を、

壊われかけた脳で

自分自身が体感するので、

混乱し、

かなりの不安や、

苛立ちや悲しみに苦しみます。

 

 

周りにいる方も、大変です。

でも、

本人もそれはそれは苦しんでいるのです。

 

 

認知症は進行していく病気です。

完治は望めない病です。・・・

 

 

 

 

冷静に先を想定すると、介護と向き合う自分も老いる

 

他からの援助は

少なからず必要になります。

 

 

自宅で過ごさせてあげたい。本人も望んでいるし。

多くの方がそう思います。

 

 

ですが、

認知症の完治はまだできないことです。

進行していく病です。

 

 

絶対に自宅で過ごしてもらうことが不可能

というわけではありません

 

 

ダメージを受ける場所によっては

穏やかに過ごされる方もいらっしゃいます。

 

 

それでも、

家族だけで対処するには限界があり、

プロの力が必要となります。

 

 

進行するスピードも様々ですが、

よく聞かれるアルツハイマー型認知症の場合、

約10年くらいかけて進行していき、

やがて、寝たきりになる方が多いようです。

 

 

嫌な言い方ですが、寝たきりになってしまえば、

まだ多少は楽かもしれません。

 

そこに至るまでの、仮に10年間は

お世話する方も、

その10年の間に、年を重ね、

気力体力ともに、低下していくんです。

 

 

ご自身の親御さんということになると、

介護する側が50~60代くらいではないでしょうか。

 

体、しんどくなります。

 

女性の場合、更年期症状もあるでしょうし。

 

ずっと見守っていなければいけません。

日中だけじゃなく、夜中も、早朝もです。

 

どこに行ってしまうかわからない。

何をするかわからない。

 

どこかへ行っても、自力で帰ってこれないし、

判断力がなくなっているので、

行った先で何をしでかすかわかりません。

 

犯罪だって悪気なくやっちゃいます。

 

 

 

私の実体験

 

 

母は発症して、今、10年目くらいで、

サービス付き高齢者住宅に入居しており、要介護2です。

(認知機能はかなり低下していますが、

足腰はまだなんとか大丈夫なので、要介護2です。)

 

入居したのは、5~6年前です。

 

 

 

母の発症時

 

母に異変を感じていたのは、

母が70歳過ぎたくらいからでしょうか。

 

一気に進んだのが、父の死でした。

 

父の死の後、しばらくは

父と暮らした家で独居を続けてくれていました。

 

ご近所さんや知人も多かったし、

自分でなんでもしなければいけない気持ちが、

いい効果につながるかと思っていたからです。

 

 

私自身の家庭内の問題もいろいろあった時期でした。

 

 

しばしば、母の周りの知人やご近所さんに

様子を聞く中で、その方たちは多分気遣って、

「大丈夫やで~」と言ってくれていましたが、

私の身辺もそれなりに落ち着いたこともあり、

母を呼び寄せ同居しました。

 

 

私の判断では、

母は明らかに認知症だと思っていました。

 

環境が変わると進むといわれますが、

そのまま一人にしておいても進行していくわけですから、

どこかのタイミングで呼び寄せなければならないと考えました。

 

ちょうど、父が亡くなって、2年目でした。

 

それから、約2年間の同居でした。

 

同居を始めて、落ち着いてきたころ、

物忘れ外来を受診したところ、

やはり、アルツハイマー型認知症の診断でした。

 

 

母を伴い、地域包括支援センターに相談に行き、

デイサービスの利用を始めました。

 

 

当時、私は認知症に特化した施設で働き、

認知症に有効な情報を得られる状況下にいました。

 

 

完治は望めませんが、

進行を遅らせる方法は

早期であればいろいろあります。

 

歩くことがいいということで、

歩く機会を設け、促し、

 

水分摂取がよいというので、

元々水分摂取が進まない母に、

積極的に飲んでもらえるような

飲み物を用意したりもしました。

 

母に役割も持たせました。

家事全般です。

ずっと家事全般、とても得意だったからです。

家事については完璧、パーフェクトな人でした。

 

ところが、怠けまくるんです。

 

母に与えた部屋も散らかりまくり。

 

それでも、当時、私は働きに行き、

私の一番下の子が高校生だったので、

 

なんとか上手くおだてたり、頼ったりして、

食事作りや洗濯をお願いし、

任務を全うさせるべく働きかけました。

 

 

でも、そのうち、味が調えられなくなり、

それでも、

自分の役目だという認識は持ってくれていたので、

続けてもらいましたが、

カレーなどの煮込み料理には

残り物やら漬物、なんだかわからないものが入り、

 

買ったきた惣菜も

何度も何度もレンチンしてカチカチになって、

 

味わったことのない食べ物、食べ物なの?

そんなものが並ぶ食卓。

 

食べてあげないと落ち込むので

……私も息子も正直、かなりの試練でした。

 

 

毎日毎日、財布がないと言っては、

一番下の子が盗んだと悪態をつきました。

 

一番下の子は、自慢に値する優しい子です。

母を散歩に連れ出すときは、

いつもしっかり手をつないで歩いていました。

 

自分のお小遣いで、

認知症になってしまった大山のぶ代さん(ドラえもんの元声優さん)の介護に関わったご主人、佐川啓介さんが執筆された本を買って、

一生懸命読んで、私の母と向き合ってくれました。

 

盗人扱いされても、

一生懸命、母の気持ちを踏みにじることなく

だけど、時には涙を浮かべながら

毎日毎日、何時間も母の財布を捜しました。

 

それでも、

 

翌日にはまた、

母は財布を盗られちゃいけないと

 

自分で隠して、忘れてしまい、

 

一番下の子に

言いがかりをつけるの繰り返しでした。

 

 

洗濯機から異常な音が聞こえて、

のぞき込むと、

洗剤ボトルや洗濯ばさみ、近くの洗面台のコップやら

いろんなものが入っていました。

 

もちろん、

 

母は

「私じゃない。そんなことするわけがない」

と言い張ります。

 

 

近くのお店に、

買い物に行ってくれるのはいいんですが、

毎回、同じものをたくさん買ってきました。

 

 

小さな地元のお店。

多分、

お金を払っていなかった

と思われることが後からわかりました。

 

 

私は、地域で、

地域団体のボランティアのようなこともしていたので、

その地域では顔が知れており、

hiroさんのお母さんらしいということで、

何もおっしゃらなかったようです。

 

 

母の部屋のタンスの中やかばんの中からは

腐ったバナナやカチカチになった饅頭、

溶けてしまったアイスクリーム、

外で履く靴などが、よく見つかりました。

 

 

きりがないですね・・・

 

 

ガスを消し忘れるようになり、

 

ガスを使うことを制止してもそれも忘れる。

 

 

ある日、

 

 

電子レンジにたくさんの新聞紙を詰め込んで、

スタートボタンを押しました。

 

 

これが、きっかけです。

 

 

自分たちだけの問題で済まなくなる

と痛烈に感じました。

 

 

私は介護のプロなので、

母を自宅で看取る自信も覚悟もありました。

 

 

でも、働かなければならない以上、

付きっきりになることはできません。

 

終日のデイサービスを利用したとしても、

家で母が一人で過ごす時間は生まれてしまう。

 

 

一番下の子が毎日、盗人扱いされているのを見るのも

とても辛かったのです。

 

 

仕事でも、自宅でも、認知症と向き合って、

笑顔を作り続けることが

これから先もできるのか……自問自答しました。

 

 

それでも、

罪悪感や、

途中で投げ出すことに抵抗がありました。

 

 

 

施設入所へ・・・気付きの言葉 6選

 

そんなある日。

 

働いていた特別養護老人ホームの

副施設長や上司に、身の上話をしたところ、

 

 

・「お母さんが理解して、

納得してもらえる間の方がいいよ。

わからないまま、環境変えられたら、

マイナスの感情しかないんだからね」

 

 

・「お世話する方が疲れて、

嫌な顔して毎日顔を合わせて過ごすより、

時々会うという距離感で、

心から笑って話せるようになれるよ。」

 

 

・「覚えておける時間が少なくなるなら、

笑顔が多いほうがいいじゃないか」

 

 

・「罪悪感はこっちの都合。」

 

 

・「お母さんの一番の願いが

迷惑かけたくないっていうことなら、

その気持ちを持てている間に、

お母さんの安心や安全を守るんだ

ということをわかってもらって、

お互い気持ちよく、

別で生きる選択をすべきだよ」

 

 

・「離れて住んでも、頻繁に会いに行きゃいいんだよ」

 

 

 

施設入居を決断するのは

 

本人の認知能力やコミュニケーション能力が

残っているうちが望ましいです。

 

 

その方が、

だますことなく、違う暮らしを

受け入れてもらえます。

 

 

私もずっと

母が何もかもわからなくなるまでは

自宅で見るつもりでした。

 

わからなくなってからなら

見捨てられたと思わないだろう

と考えていたからです。

 

でも、それまでの暮らしの中で、

頭ではわかっていても、

怒りと情けなさを露呈してしまうことは

少なくはなく

 

お互いにとても険しい顔になっていました。

 

母自身も

娘や孫を苦しめていることは

辛かったはずです。

 

 

そして

 

本人と一緒に施設を判断できます。

 

施設での生活が始まった際にも

スタッフさんや他の入居者の方との

コミュニケーションができれば

なじみやすいです。

 

 

 

母としっかり話しました。

 

 

 

見捨てるのではないことも

しっかりわかってもらいました。

 

 

 

私が、仕事上関わった方の中に、

 

ふらっとお一人で出かけた際に、転倒し骨折。

入院中に、認知症が著しく進行し、

施設入所された方がいらっしゃいました。

 

息子さんが、

 

「転倒する半年くらい前あたりから、

時々、ふらっと出ていくようになって、

帰ってこれなくなったこともあったんです。

もっと早く

ちゃんとしたところで面倒見てもらってたら、

転倒もなかっただろうし、

こんなに進行しなくて済んだだろうに」

と、話されていました。

 

 

 

施設探し ~理想の施設は、すぐには見つからない~

 

・経済状況

 

・家からの距離

 

・母が馴染めそうな環境

 

・施設の雰囲気・・・

 

検討するにあたっての項目はいくつもあり、

その優先順位も決めなければいけません。

 

 

ケアマネージャーにお願いしました。

 

母についたケアマネージャーさんは、

最初の人はよかったんです。

 

その方が転勤になって、

引き継いでくれた方は、

私たちの思うようには、

動いてくれませんでした。

 

 

じゃあ自分で動くわと、

私は自ら、ネット検索して、

他府県も含め、たくさんの施設に問い合わせたり、

資料請求したり、見学に行きました。

 

 

ここぞと思うところには、

母を連れていきました。

 

その感想をすぐに聞き取りました。

 

「ねえ、今まで行った中で、どこが一番よかった?」

という質問が通用しないからです。

 

いいかも……と思っていても、

悩んでいるうちに

空きがなくなってしまったこともありました。

 

 

ちなみに・・・

 

ケアマネージャーさんが、

相性悪いなとか、自分たち家族には合わないかなと思ったら、

変えてもらうことはできます。

 

当時の私は、知りませんでした。

 

 

 

いざ、施設入居と決めても、

理想の施設は、すぐには見つからないのです

 

 

私は探すところも自力で行いましたが、

 

ケアマネージャーさんにお願いできても、

実際に、

施設に足を運んで見学したり、

施設を決めたり、

契約するのは

自分たちでしなければなりません。

 

 

疲れ果ててしまった状態では、

フットワークも望めませんし、

 

自分の逃れたさから

判断を誤るかもしれません。

 

 

 

施設に入ってもらってからも、

母はしばらく

自分で携帯電話を持っていたので、

昼夜関係なく電話をかけてきました。

 

100回超える日もありました。

 

そして、

話の内容は、誰かが自分のものを盗んだとか、

ネガティブな話がほとんどです。

 

落ち着くまでには、3か月か半年かかり、

 

施設側とも相談し、本当に携帯電話が盗まれて

悪用されたら困るというようなことで、

最終的には携帯電話を手放してくれました。

 

 

 

 

 

そして、今 ~互いに穏やかな日々~

 

落ち着くお薬を処方してもらい、

その後は穏やかに時を重ねていってくれました。

 

 

でも、最近、夕方には、帰宅願望が出て、

施設のスタッフさんを困らせているようです。

 

 

この帰宅願望は、自宅にいても見られたりします。

 

 

「こんな気楽に、

自由に過ごせるお家を買ってくれてありがとう」

 

と母に会いに行くと、よく言ってくれます。

 

サービス付き高齢者住宅なので、

いわゆる賃貸ですけどね。

 

 

コロナ禍で、もし、一緒に住んでいたら、

私は母を守れただろうかと最近、思います。

 

 

少し、話は逸れますが、

 

施設を選ぶために、見学しますよね。

 

その時、接してくれるのは、

施設長さんであったり、相談員さんなんですけど、

 

この方々の人柄だけで、

判断しちゃ失敗するかもしれません。

 

接してくれるのは、介護スタッフです。

 

しかも、

施設長も相談員もスタッフも転勤したり、

やめてしまう可能性があります。

 

 

実際、母の入居施設の施設長さんを

母も私も、とても信頼していましたが

転勤されてしまいました。

 

その後任の施設長さんのせいか、

施設内の雰囲気も変わりました。

 

ただ、

ずっと関わってくださっている

介護スタッフさんもいてくれるので、救われています。

 

 

今のところ、母は

まだ自力で歩けるし、

排泄についても自力でできています。

 

 

ですが、発症してからの期間を考えると、

寝たきりになってしまう時が

せまっているのかもしれません。

 

 

このまま、

今のサービス付き高齢者住宅を

終の棲家としてもらうか、

どうかは状況判断していくと思います。

 

 

認知症の診断を受けたら、頭に浮かべる3つのこと

 

・認知症は、脳にダメージをうけてしまう病気です。

 

・近い将来には、プロが常駐する施設への入居を検討することを、視野に入れる。

 

・在宅で見る間も、様々なサポートを利用し、外部の力を得ることに慣れましょう。

 

 

施設に入ってもらったからといって、

決して薄情ではないです。

 

より、幸せな関係性を保つためには

距離をあけることは必要です。

 

何度でも会いに行けるんです!

 

 

 

在宅では、病気やケガの危険もいっぱいです。

 

病気やケガでの入院が一気に進行のきっかけになります。

 

 

過ごしやすい環境で

安全に穏やかに過ごしてもらうことが、

 

今まで必死に育ててくれた大切な親を守ることになります。

 

 

頑張って生きてきた親に、

安全安心な環境で

ゆっくりと穏やかに過ごしてもらいたいと思いませんか。

 

 

 

 

 

 

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見る人によって感じ方は異なります。あなたにしか感じられない
何かがあれば、それはきっとあなたに必要なアートになるはずです。
前を目指す方におすすめしたいアートです。

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