書道を源とした新ジャンルアート|癒楽道(ゆらくどう) 癒楽道(ゆらくどう)のアート作品は、 パワースポット・アートです。

「母の着物」その後の顛末

着々と・・・

 

前々回のブログ「母の着物」

その後の顛末です。

 

とにかく

もう勢いでやり遂げてしまわなければ

また先送り先送りとなってしまう

そう言い聞かせて

奮い立たせました。

 

母の弟嫁さんから

やはり送って欲しいと連絡が来たので

まずは、そちらを

家にある空き箱を切ったり張ったりして

ブサイクな形状になりましたが発送しました。

 

そして頼んでいた

喪服も小物も査定してくれる

宅配買取業者から

宅配買取キットが届きました。

……空箱と梱包資材、申込書類や説明リーフレットです。

 

 

残りの着物

 

さてと・・・

再び、桐の衣装箱2台を

引っ張り出してきて

詰め始めることにしました。

入れた物のリストも

同封しなければいけないので

一つ一つメモしながら

進めていきました。

 

まずは小物から。

小物なので

あえて使用感があるものは

控えることにしたり

未開封だけど黄ばんでいる物は

やっぱり控えようなど

選別をしながら梱包していきました。

 

そして次に

大量の着物をメモしながら

箱に入れていったわけですが

案外これがなかなかの作業量でした。

3分の2くらい詰めたところで

手を止めてしまいました。

 

……これは

どう考えても全部は入りきらんわ。

子ども用の着物は

万が一

孫でもできた時のために置いておくか。

いやいや

今どきの子どもちゃんは

こんな古めかしい着物は着んよな。

 

水分補給をしながら

しばらく考え抜いた結果

詰めた着物を

いったん取り出すことにしました。

たとう紙に包んだまま詰めていたので

たとう紙から出して着物のみにして

詰め直しました。

外したたとう紙と処分した小物で

45lのゴミ袋3つが

パンパンになりました。

 

計算したかのように

いい感じに詰まってゆきました。

最後の最後

自分が気に入っていた着物や

私のお宮参りの時の着物は

置いておこうかとまた躊躇しました。

思いはいろいろ巡りましたが

それを入れると

本当に箱にピッタリになることに

背中を押され

すべて詰め切ることができました。

 

メモしたリストが結構な数だったので

パソコンで入力し

プリントアウトしようとしましたが

何度も壊れて

奇跡の復活を重ねているプリンターは

その日は息を吹き返すことなく

仕方がないので

コンビニに足を運び

身分証明用の免許証のコピーと共に

プリントアウトしました。

こうして書類もできたので

配送業者に連絡すると

その日のうちに旅立っていきました。

 

 

詰めの作業

 

いよいよ最終段階です。

桐の衣装箱を出張買取にお願いして

引き取ってもらわないことには

スペースは空きません。

 

また、ちまちまと検索して

めぼしき所に電話していきました。

 

訪問日が随分先だったり

そういう品物については

お引き取りは難しい……

というような回答だったりで

思うようにはいかないものでしたが

ようやく2日後に来てくださるところが見つかりました。

 

衣装箱2台と

……トランポリンを出すことにしました。

 

 

あのトランポリンも……

 

えぇ……はい。

運動不足解消とダイエットの為に

春に買ったあのトランポリンです。

booに飽きるのでやめとけ

と言われたのにもかかわらず

不退転の決意で買った

あのトランポリンです。

(その時の経緯はこちら

結局・・・

跳ばなくなりました。

まったくもって

お恥ずかしいかぎりです。

なので、これも買い取ってもらおうと思いました。

新品同様の美品です。

 

禍を転じて福と為す

 

買い取り業者のお兄ちゃんが来てくれて

早速、査定をしてくれました。

ですが

「申し訳ないんですけど

ちょっとお買取りはできないですね」

・・・・・・

マジか。

万事休すだわ……

 

するとお兄ちゃんは

「なにか買取できる

別の物を出していただければ

抱き合わせで引き取ることができますよ」と。

私としては

換金目的ではなく

我が家から放出したいのが目的なので

その話に乗ることにしました。

 

とはいえ

貴金属類など

買い取り業者が喜んでくれる物は

もうすでに出し切った感アリアリで

残っているのは

今でも気に入っているものばかりです。

それでもいろいろ物色すると

若い頃に使っていた

指輪とピアス数個が

出てきてくれました。

「これでイケます!

・・・もうあとちょっとないですかねぇ?

楽器とかカメラとか時計とかお酒類とか……」

 

え?!お酒……

父親が遺したものの中には

ブランデーの類がいくつかあって

かなり前に査定してもらったところ

買い取りを断られたので

売れない物だということになりました。

なので

気が向いた時に開けて飲んでいました。

最近開けた数本は

開ける際にコルクがボロボロに割れて

お酒の中に破片が混じってしまったので

茶こしで濾して飲むという

めんどうで

なんの贅沢感もない代物と化していました。

 

たまたま前の夜に

お酒をしまってある棚を整理して

あと一本か……と思ったところでした。

 

急いで棚から出して

箱を開けて瓶を取り出してみると

「軽っ……。開けちゃってるかもしれないです」と

ちょっとこっぱずかしさを滲ませながら告げると

「ちょっと見せてください!」

お兄ちゃんに言われて手渡すと

「大丈夫です。空いてないです。

古いものは若干、蒸発してナンタラカンタラ・・・・」

 

へぇーそうなんだ。ラッキー!

・・・・なんだぁ。

それなら何本もあったブランデーを

あんなに有難みもなく消費するんじゃなかったわ。

と心の中でつぶやきつつも

思いがけないラッキーに

乗っかりついでで

ダメもとで

 

これまた実家の遺産である

玄関の飾り棚に置いていた

天皇陛下即位○年記念みたいな

御所車みたいな置物

「これはダメですよね?」と聞いてみたら

ちょっと調べた後に「イケます!」

 

めでたく

衣装箱2台とトランポリン

そしていくつかのちゃちな貴金属

古いブランディーと古い置物を

1万円にて買い取っていただけました。

 

 

完了しました。

 

 

どこかで誰かの

ささやかな豊かさに

つながってくれますように・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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