書道を源とした新ジャンルアート|癒楽道(ゆらくどう) 癒楽道(ゆらくどう)のアート作品は、 パワースポット・アートです。

禍福は糾える縄の如し

 

入籍後初めての土曜日

boo……改め旦那さんが

「お祝いに美味しいものを食べに行こう」

と連れて行ってくれました。

 

美味しいものをいただいた後は

馴染みのBarに立ち寄って

マスターとおしゃべりを楽しんで帰ってきました。

 

楽しい夜でした。

 

夜が明けた頃

愛猫のまおんくんの

毛玉を吐き出すガコガコが聞こえてきました。

吐き出された物は早く回収しないと

場所によってはシミになるので

半ば条件反射のように起きぬけて

処理を済ませました。

 

ついでにトイレに行って……

ちょっと飲みすぎたかな。気持ち悪いかも

と思いながらソファーに腰を下ろし

ぼんやりしていたのですが

痛い……お腹痛い。明らかに痛い!

お腹が下りそうだと思いトイレに駆け込むも

出るのは尋常じゃない量の汗。

着ていたTシャツは汗で滲み

顔面からも滴り落ちました。

学生の頃の部活以来の発汗じゃなかろうか。

……っていうより

とてつもなくものすごい激痛で

その割には

そんなにひどい下痢ではなく

痛みが治まらない。

やがて鮮血がしたたりはじめました。

肛門周囲の出血ではなく中からだという自覚はありました。

 

トイレに座っているのが辛くなり

一旦トイレを出て床に横たわってみたものの

もはや出るものが無いのに便意が襲ってきて

またトイレに戻って鮮血を排出するというループが続きました。

 

どうする?どうしよう?

痛い……助けて。

ちょっと朦朧とさえしながら考えていました。

病院に行く?

無理だ。歩けない……

じゃあ救急車?

でも……

 

旦那さんを起こして

ループの切れ間に状況を伝え

#7119に電話して

救急車を呼んだ方がいいか相談してみました。

 

#7119というのは

救急安心センター事業で

病気やケガで救急車を呼ぶかとか今すぐ病院に行った方がいいかを

専門家さんたちがアドバイスしてくれる電話相談窓口です。

 

ほとんど頭が回らない中

#7119を思い出す私は大したもんだと思います。

 

救急車呼んでくださいとのアドバイスに背中を押され

旦那さんに「救急車呼んで」とお願いしました。

 

数日前だったか

何かのテレビを見ながら旦那さんに

「ねぇ。救急車に乗ったことある?」

「一回くらい救急搬送とかされたいかも」と

冗談みたいに話した願いまでもが

まさかこんなタイミングで叶うなんて。

 

 

救急車が到着した時は

痛みの超絶ピークは過ぎてはいましたが

搬送される時や救急車の中の様子

搬送される私のだらしない寝間着姿

そんなモンどうでもいいというか

それどころじゃありませんでした。

 

そういえば

救急車内に乗せられてから

受け入れ先の病院探しに時間がかかりました。

よくコロナ禍で受け入れ病院がなくて

たらいまわしにされたとかニュースで見聞きしていたけど

こういうことなんですね。

私は3回目ワクチンも接種済みだけど

わずかながらも発熱があったので

近くの大きな病院には断られてしまったようでした。

 

受け入れてもらえる病院が決まって

あとは身をゆだね……と言いたいところですが

病院に到着したら

何人ものDr.やナースからの質問攻めです。

頭まわらへんっちゅうの……

 

それにしても

 

今までだって救急搬送レベルのことは

何度かありましたが

強靭なメンタルでいつも単身病院に行き

「こういう場合は救急車呼んだらいいんですよ!」と

よく叱られてきました。

それでも

そんな自分をカッコいいと思っていました。

 

今……私、救急搬送してもらった。

旦那さんも付き添ってくれてる。

そのことに深く感動して

呼びかけられる名前が旦那さんの姓であることにも

心地良さを感じていました。

 

一人で頑張らない私になれたんだ……

 

 

それに

これでちょっとは痩せられる

いい機会だわ。

 

 

入院を勧められましたが

とりあえず

自宅で数日療養して

数日後に再受診することになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「癒楽道アート」として作品を作り、販売しています。
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