描く理由
私……なんで描いてるんだろう
正直言って
描きたくない日もあります。
でも
ひとたび筆を持てば
しばらく没入してしまっています。
つまづいて何もできなかったあの頃
偶然のように導かれたこのアートだから
きっと何か意味がありそうだから
続けているのかなぁ……と思っていました。
もう辞めちゃおうかしら……と
思うことも度々ありました。
何かを届けたい
誰かの一助に繋がって欲しい・・・
という気持ちはあるけれど
その何かは恥ずかしながら
その時その時で地味にブレ続けているように思えます。
描いている意味すらよくわからないのですから。
でも描き続けている。
自分のことなのにわからない……
そう。
確か1年半前に体調崩して
仕事をやめた時も
無理せず
好きなことややりたいことをして
休養しなさいと言われても
好きなこともやりたいことも全くわからなかった。
でもそれを見つけることが
とても大切なことでした。
見つけてからは
人生にまるで色が付き始めたみたいでした。
私はなんで描いているんだろう……
そう問い続けたある日のことでした。
ポンと答えが出てきました。
とてもカンタンな答えでポカンとしてしまうくらい。
なんでこんなことがわからなかったんだろう……
私が描き続けている理由
それは
『予想もしない世界が現れるのが面白いから』
見えない世界を描いています。
健康、時間、空気、電波、情報、愛、心……
形として見えないが、確固として存在しているもの
そんな世界を描いていますが
見えない世界を
目で見て描いているわけではないので
描いている本人がまずは驚くんです。
だから
見て見て~っ!という気持ちがまずはあります。
そうやってできた作品は
自分の知っている何かに見えることもあるし
別の日に見ると
また違う何かに見えることもあります。
自分の気持ちの中にあるものに
呼応するかのように……
渦巻くものが
吸い込まれるように見える時
そうではなくて何かを発しているように見える時
伸びた線が
求める手のように見える時
飛んでいけとばかりに放つ軌道に見える時
自分で過去のブログを読み返すのは
こっぱずかしくて
削除したい気持ちになったりもしますが
読み返してみると
そこには一貫した思いがありました。
『出来事や物自体は不変だけど、捉え方しだいで全く違う彩りになる』
足りない物や自分にない物ばかりを見て
ない!ない!ない!と不足感に満ちて
闇雲に何かを学んだり
物欲にまみれたり
なんなら世の中や周りのせいにして
悲しんだり憂いたりイラついたりして
不幸のどん底気分を生きていたけれど
既にあるものや自分が得ていることに
目を向けてみたら
こんなのがあった!こんなことを手に入れてる!
なんでもっと喜ばなかったんだろう
ありがとうって受け取ればよかったのに
と遠く見返せばもったいないことをしてきました。
不満と少しの憎しみと言えなかった悔しさと
些細な誤解や偏った見方で
敵のような存在だった両親が
今はただ感謝と尊敬の二人になりました。
壮絶だと思っていたことも
最悪だと思っていたことも
ただの出来事で
見方が変わっただけで全く違う彩りになったわけです。
人生レベルではなく
これは仕事をしている時にも常々感じていたことです。
ある問題を一定方向からだけ見ていると
必ずのように行き詰まるのです。
その時に俯瞰する目線であったり
逆転の発想をすることで
その問題はとてもステキなチャンスに変わったりもしました。
私はこのアートを通じて
いろんな見方ができる心の目を開いてもらいたいんだ
直接的に
物や時間や金銭を手渡すことはできないけれど
そんなものより
もっともっと尊いずっと幸せにしてくれる
もう一つの心の目
これが開けば
ささやかな幸せやありがとうが
どんどん育っていくから
どうか見つけて欲しい・・・
既にある幸せや実りの種を。
自分のことなのに
自分の事だから
近すぎて見えないのか
わからないことがある。
でも、それがわかった時
扉は開くんですね……
書道を源とした新ジャンルアート|癒楽道(ゆらくどう)
癒楽道(ゆらくどう)では、書道を源とした新ジャンルのアート
「癒楽道アート」として作品を作り、販売しています。
独自の作品による幅広い感情の表現だからこそ、作品によって、
見る人によって感じ方は異なります。あなたにしか感じられない
何かがあれば、それはきっとあなたに必要なアートになるはずです。
前を目指す方におすすめしたいアートです。
屋号 | 癒楽道(ゆらくどう) |
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〒664-0028 兵庫県伊丹市西野 |
営業時間 |
10:00〜19:00 定休日:土・日・祝日 |
代表者名 |
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